-Accident

今日は式からのオペで、朝からばたばたとしていました。
迎賓して扉閉めてさぁ入場、てとこでMCマイクが落ちる…
慌ててBGM戻しても、こっちもでない…
マイク差し替えても無駄だ〜
でも電気系統は生きてるから、電源は関係ない。
とりあえずメインフェーダーあげてみる。と、出ました。
最初、ミキサー室の方を誰かがいじったか、あたってしまったのかと思った。
けど、ここの卓は独立してるらしいし関係ない。
てことは、私の手がフェーダに当たって落ちたってことが一番疑われるところ…

でもほんま、MCマイクはあげたままやったし、メインフェーダやってさわるわけない。
とにかく、原因を追求しなければと、ボスに電話してみたら、ガリ(埃による接触不良)ちゃうか〜と。
あ、そういえばそんなことも聞いたことある!けど、正直てんぱってて思いつかなかった…
まぁ、起こったのが入場直前で、式の進行中、マイクBGもろともブッチンといかなかったのがほんまに幸い。あーこわ。

って安心してる間もなく、今度は、この事件の事情説明をあらゆる人にしなければならない。
機械がこういう理由で悪い、ということをはっきり説明し、納得してもらわなければいけません。

まぁ、ここのホテルの方々は皆さんいい人で、話がわかる方ばかりなので、そんなに苦労はしなかったのですが。
時々、オペレーターの責任にしようとする人もいます。
あんたのとこの機械が悪い。私(オペレーター)は悪くない!!
て言い切りたいけど、それがまたできない… なんでって、ただオペするだけじゃなくて、何かトラブルが発生した時、すぐに処置することもオペレーターの仕事だから。
今回は、復旧までに2〜3分かかってしまって、気付けなかったところに落ち度がありました。

失敗やトラブルにおいて、機械について疎い私は、原因がわからず、とっさの応急処置に弱いです。
まぁ、数はこなしてそれなりに修羅場もくぐってはきてるので、起こった瞬間も冷静に対応することはできるようになりましたが。

理屈じゃなくて体で覚えることでなんとかやってます。


あとは信頼関係やな。外注に行くことが多いから特に気をつかう。
信用してもらわなければ、次から使ってもらえないっていう責任がある。会社の看板背負ってる。
何より、私自身、このオペレーター大丈夫なんか〜?て不安がられるのも嫌やし、それで仕事しにくくなるのも困る。
だから、すごく気張って仕事してると思う。たかがバイトやのに(笑)


会場サイドの話だが、もちろん主体は新郎新婦。
なんか、これを忘れてる人が多い気がしないでもない。
まぁ、今回のことにせよ、こっちは大問題でも、お客さんにしたらどうでもいいことだったりする場合が多いから、ないがしろにしてしまうのかもしれないけど。
ただ今回は、別件で、ルミファンタジアが下の方まで発光しなかったという問題が発生し、これの引き合いでこっちの件も悪印象に残ってしまうんじゃないか、ということが懸念される。


なんというか、普段も緊張し、事故が起こったら起こったでその対処や過失に対しさらに精神力を費やされるという、難儀な仕事やなーまったく!